むち打ちの症状と治療

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むち打ち症状の現れ方

むち打ちの代表的な症状には、次のようなものがあります。

  • 首の痛み…こわばり感や突っ張り感を伴う症状。
  • 頭が動かせない…前後に曲げる角度および左右に回せる範囲が狭くなっている症状。
  • 頭痛…こめかみから前頭部、耳の後ろから後頭部、全体など痛む部分はさまざまで、疼痛や鈍痛など痛みがある症状。
  • 肩こり…首から肩にかけて、また、腕のつけ根からひじ、手首や指にまで痛みが広がる症状。
  • 吐き気…飲食に関係なく、断続的な吐き気に襲われる症状。
  • 視力の減退…かすみ目や疲れ目など、ものの見え方に支障が生じる症状。
  • めまい・立ちくらみ…寝起きや椅子からの立ち上がったときなどにくらくらとして不安定になる症状。
  • 歯痛…虫歯ではないのに歯の奥やあごに痛みを感じる症状。
  • 腰痛…背骨から腰骨にかけて痛みを感じ、場合によっては坐骨神経痛のような腿の後ろ側に走る痛みを感じる症状。

 

むち打ち症状をきっかけとして、不安感や焦燥感など心理面での不調が出る場合もありますが、症状の多くは、事故直後から数日間の間に次々と重なって生じます。

 

むち打ち症状は、急性期に適切な治療を受けることで、ほとんどの症状は解消され、むち打ちでよくいわれる慢性化やリバウンドを防ぐことができますが、ごくまれなケースで事故の衝撃が極めて大きく、むち打ち症状のダメージが深刻な場合には、引抜き損傷という脊髄から神経が引抜かれてしまう重篤な症状になることがありますし、症状の沈静化が進まずに悪化して、麻痺症状などが残る場合もあります。

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むち打ち症状の現れ方関連ページ

むち打ち症状によるダメージ
むち打ち症状によるダメージは自動車事故などにより首に大きな衝撃を受け、椎骨の可動範囲を超えて首が大きく屈曲・伸展し、組織にダメージが及んで症状が引き起こされます。
むち打ち症状のタイプ
むち打ち症状は、ダメージの及んだ部分によっていくつかに分類されますが、医師は診察時に神経症状の有無、手足のしびれやだるさなどの有無、レントゲン検査による骨の異常の有無などから、どのタイプかを判断します。
むち打ち症状による慢性症状
むち打ち症状は多くの人が慢性症状に悩まされるというイメージがありますが、症状の約70〜80%を占める頚椎捻挫型は、ダメージの範囲が首の筋肉や靭帯の損傷のみです。

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