むち打ちの症状と治療

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むち打ち症状による慢性症状

むち打ち症状は多くの人が慢性症状に悩まされるというイメージがありますが、症状の約70〜80%を占める頚椎捻挫型は、ダメージの範囲が首の筋肉や靭帯の損傷のみで、神経症状や骨の異常はありません。

 

むち打ち症状の急性期の治療を適切に行うことで、ほとんどの場合約3か月で完治し、慢性症状や後遺症は残らないとされていますが、病院の医師からむち打ち症状はすっかり治っていると宣言されても、言うに言われぬ不快症状に悩むことがあります。

 

むち打ち症状の不快症状に悩む場合には、接骨院やカイロプラクティックなども活用して、頚骨の歪みや筋肉の偏りがないかどうかチェックしてみることをおすすめします。

 

むち打ち症状のタイプが頚椎捻挫型以外の場合は、残念ながらすべての症状がすっきりと解消するのは困難ですので、四肢の麻痺など重い後遺症は深刻ですが、いわゆる不定愁訴といわれるような症状もやっかいです。

 

なんとなく頭が重たい、食欲がない、気持ちが沈みがちになるといった症状は、むち打ち症状との因果関係の証明が難しいという実情があるのは、むち打ち症状が原因ではなく、もともとの体質や心理的なものからくる症状と決め付けられることも多いのです。

 

むち打ち症状と自律神経の失調の関係はある程度解明されていますが、その程度を客観的に評価するのは困難ですので、自律神経に関わる症状の表れ方は個人によってさまざまで、それぞれのつらさを数値で表したり段階分けしたりする方法はまだ確立されていませんが、慢性症状についても誇張や利益目的の訴えではないと認められますと、後遺障害等級認定の対象となる場合があります。

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むち打ち症状によるダメージ
むち打ち症状によるダメージは自動車事故などにより首に大きな衝撃を受け、椎骨の可動範囲を超えて首が大きく屈曲・伸展し、組織にダメージが及んで症状が引き起こされます。
むち打ち症状の現れ方
むち打ち症状の現れ方には首の痛みや頭が回らない、頭痛、肩こり、吐き気、視力の減退、めまい、立ちくらみなどさまざまな症状が現れます。
むち打ち症状のタイプ
むち打ち症状は、ダメージの及んだ部分によっていくつかに分類されますが、医師は診察時に神経症状の有無、手足のしびれやだるさなどの有無、レントゲン検査による骨の異常の有無などから、どのタイプかを判断します。

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