むち打ちの症状と治療

むち打ち症状もほかの傷病と同様に、受傷直後の診察と手当てを適切に受けることが大切で、交通事故やスポーツ事故に遭った際には、どんなに軽微に思えても、自己判断をせずに必ず医師の診察と検査を受けることをおすすめします。

病院では、問診によって事故の状況を確かめ、自覚症状を聞き取りますが、本人が冷静さを失っている場合には、事故の目撃者や身近な人の力も借りて、医師にできるだけ多くの情報を細かく伝えると、その後の治療に大いに役立ちます。

むち打ち症状の診察では、首の可動範囲と痛みの関係把握と触診による圧痛点などの確認をしますので、痛みや違和感はがまんせずに、医師にしっかり伝えることをおすすめします。

むち打ち症状の検査では、神経的なダメージを確認するために、スパーリングテストやジャクソンテストと呼ばれる反射検査や知覚検査などを行ないますし、レントゲン検査を基本にして、症状に応じてMRIやCTスキャンなども行います。

むち打ち症状の治療は、診断・検査結果に基づいてタイプを判定し、それぞれに有効な方法が選択され、急性期、亜急性期、慢性期の各期での順調な回復を目指します。

事故直後には、安静が最も重要な治療となりますので、けっして無理をせずに、きちんとした安静状態を守り、事故による外傷治療は病院が最適となりますが、その後のむち打ち症状症状の治療には、いくつかの選択肢があります。

むち打ち症状の治療を接骨院に切り替える場合や、病院治療と鍼灸治療を組み合わせる場合、カイロプラクティック両方を取り入れる場合など、ご自分の症状に合わせて選択することをおすすめしますが、いずれの治療法でも、病院での検査は継続して定期的に受けます。

むち打ち症状の治療方法関連ページ

むち打ち症状とコルセット治療

むち打ち症状と診断された場合は、首をコルセットで固定し保護する方法が用いられ、首の動きを制限し首の周辺の筋肉や靭帯の炎症を悪化させないようにします。

むち打ちの整形外科での治療

むち打ち症状と打撲や裂傷などの外傷によるダメージとの違いは、外見上の診断がつきにくいことと、自律神経に関わる症状があることも、大きな違いといえます。

むち打ちの温熱療法

むち打ち症状の事故後1〜3か月間の亜急性期には、不快症状の緩和と同時に首の機能回復を目的として温熱療法が積極的に行われます。

むち打ちの超音波療法

むち打ち症状の超音波療法は、物理療法のひとつで一定周波数の特殊な超音波を患部に照射する方法で低出力パルス超音波という機器を使用します。

むち打ちの接骨院での治療

むち打ち症状の約70〜80％を占める頚椎捻挫型の場合は、病院での検査と接骨院での治療も推奨されています。

むち打ちの鍼灸院での治療

むち打ち症状で鍼灸院にかかりますと、手のひらの反応に基づいて全身の様子を把握した結果多くの患者に共通する症状は胃が弱わっているという問題があるようです。

むち打ちのカイロプラクティック治療

むち打ちのカイロプラクティックは医療行為として認定を受けていませんが、欧米諸国では医療システムに組み込まれていて、むち打ち症状に有効な治療法として知られています。

むち打ちの整体院での治療

むち打ち症状の緩和に整体院での施術が骨格の歪みや筋肉の偏りなどを整えることが効果的であるとされています。