むち打ちの症状と治療

むち打ち症状の約70〜80％を占める頚椎捻挫型の場合は、病院での検査と接骨院での治療も推奨されています。

むち打ち症状のダメージの大部分が捻挫の要素であるため、事故直後の外傷治療が終わった段階で、接骨院での治療に移行してもよいです。

接骨院には、医療類似行為者としての国家資格である柔道整復師がいて、むち打ち症状の治療にも対応していますし、接骨院でのむち打ち症状治療は、急性期の終わりごろにスタートさせるのがよいとされています。

むち打ち症状の事故から2〜3週間経過しましたら、病院の医師に回復経過を確認してもらい、接骨院での治療を望むということを伝えるとよいです。

むち打ち症状の急性期の終わり頃には、出血を伴った傷や打撲などはほぼ治癒しているはずですので、コルセットを外した状態での首の可動範囲や痛みの状況に問題がなければ、服用薬の調整などと一緒に接骨院での治療アドバイスを受けることをおすすめします。

むち打ち症状の接骨院での治療スケジュールは、事故後1〜3か月の亜急性期の場合は、損傷部分の修復を確認しながら、マッサージとストレッチによって、こわばって弱体化した筋肉を柔軟に動かせるようにしていきます。

むち打ち症状で頚椎捻挫型に分類された場合は、亜急性期の後半にはさまざまな症状がおさまってきて、事故からまる3か月経つ頃には完治します。

むち打ち症状の事故後4か月目以降は慢性期ということで、損傷箇所は元どおりに治った後の時期で、必要に応じて、筋力アップトレーニングや骨の歪み矯正などを行いますし、接骨院での治療のほとんどが保険対象になっています。

むち打ちの接骨院での治療関連ページ

むち打ち症状とコルセット治療

むち打ち症状と診断された場合は、首をコルセットで固定し保護する方法が用いられ、首の動きを制限し首の周辺の筋肉や靭帯の炎症を悪化させないようにします。

むち打ち症状の治療方法

むち打ち症状もほかの傷病と同様に、受傷直後の診察と手当てを適切に受けることが大切で、交通事故やスポーツ事故に遭った際には、どんなに軽微に思えても、自己判断をせずに必ず医師の診察と検査を受けることをおすすめします。

むち打ちの整形外科での治療

むち打ち症状と打撲や裂傷などの外傷によるダメージとの違いは、外見上の診断がつきにくいことと、自律神経に関わる症状があることも、大きな違いといえます。

むち打ちの温熱療法

むち打ち症状の事故後1〜3か月間の亜急性期には、不快症状の緩和と同時に首の機能回復を目的として温熱療法が積極的に行われます。

むち打ちの超音波療法

むち打ち症状の超音波療法は、物理療法のひとつで一定周波数の特殊な超音波を患部に照射する方法で低出力パルス超音波という機器を使用します。

むち打ちの鍼灸院での治療

むち打ち症状で鍼灸院にかかりますと、手のひらの反応に基づいて全身の様子を把握した結果多くの患者に共通する症状は胃が弱わっているという問題があるようです。

むち打ちのカイロプラクティック治療

むち打ちのカイロプラクティックは医療行為として認定を受けていませんが、欧米諸国では医療システムに組み込まれていて、むち打ち症状に有効な治療法として知られています。

むち打ちの整体院での治療

むち打ち症状の緩和に整体院での施術が骨格の歪みや筋肉の偏りなどを整えることが効果的であるとされています。