むち打ちの症状と治療

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超音波療法

むち打ち症状の超音波療法は、物理療法のひとつで一定周波数の特殊な超音波を患部に照射する方法で、超音波療法に用いられるのは「低出力パルス超音波(LIPUS)」という機器を使用します。

 

日本では、医療用物理療法機器として現在認可されているのは、帝人が出しているセーフスと伊藤超短波が出しているオステオトロンの2機種のみです。

 

超音波照射による刺激を受けた場所では、カルシウム集積が急速に進み、骨折の早期治癒に効果があるとされ、先進医療として認められていますし、最近の研究では、患部の痛みを抑えると同時に筋肉の緊張をほぐし、組織の代謝を活性化させることが判っています。

 

超音波療法は筋や腱、靭帯の損傷修復にも効果があるとされ、むち打ち症状の治療にも用いられるようになりましたが、LIPUSについては、損傷箇所に正確に照射しなければ有効性が低くなるため、むち打ち症状治療での使用には困難な側面もあります。

 

超音波療法でも筋肉の深層部に温熱が届くため、温熱療法に分類する病院もあるようですが、それには多くの異論も出ています。

 

超音波の原理はもともと圧力であることから、短時間に非常に多い回数で繰り返される圧迫というのが異論の主張で、超音波療法とは機械的な超マッサージと考えるのが適切だ、という医師の意見が多いのです。

 

先進医療とは進歩的な医療のことで、医療に対するニーズの多様化に対応して従来の一般的な保険診療とは区別されているため、むち打ち症状の治療に際しても、超音波療法を受ける場合には別途追加費用が必要となります。

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